2014年12月4日木曜日

バルサミコ酢工房と生ハム工場

今年も昨年と同じ調理学校の皆さんとバルサミコ酢工房、生ハム工場見学に行ってきました。

まずはバルサミコ酢。言わずと知れたモデナ。

モデナのバルサミコ酢トラディツィオナーレ(熟成期間12年)は世界的に有名なブランドです。

昨年と同じマルピギでしたが、昨年までのヴィッラは事務所となってしまい、

現在の新しいところに、セラーもテイスティングもショップも移動してしまったそうです。


ちなみにこれは去年の写真。こっちの方がムードあるんだんもの。セラーっぽい。

熟成させる場所は必ず二階。ワインと違って地下はNGなんだそうです。

生徒さんから質問が・・・どうして樽は黒いんですか?

実は樽を長持ちさせるためにバルサミコ酢を水で薄めたものを年に一度塗るんだそうです。

バルサミコ酢熟成中。

モニカさんがバルサミコ酢トラディツイオナーレのできるまでを語ってくれました。

年に一度の移し変えの秘訣・・・色んな木の樽に移し変えながら香りをつけていきます。


そして下に降りてテイスティング。これが楽しみ。

若くて酸っぱいのから、どんどん甘く濃厚になる熟成期間の長いものまで順番に試飲して行きます。

「皆お行儀がいいから、特別に50年ものを出してあげるわ!」モニカさん出血大サービス!

1730年と言う、マルピギ最古の樽で今も熟成中のバルサミコ酢を試飲させてもらえて皆大感激。


この樽はテイスティングの部屋の横に一つ置かれていたので、何か歴史あるものなのかな?
あとで聞こうと思ってすっかり忘れてしまったので、ただただ謎な樽。


マルピギの紋章です。

モデナでも最も古いアチェタイアの一つです。創業は1850年。

バルサミコ酢入りのチョコレート(15個入りで10ユーロ)なんかお勧めですよ!

しかし、今年の子どもたちは皆リッチで熱心で、12年もののトラディツオナーレが売れる売れる・・・。


そして一路パルマはランギラーノへ!

こちらも昨年と同じ場所ラ・ペルラ

迎えてくれたのは自称鼻利きのカルロさん

もう一時半だったので、先にランチかな?と思ったけど、カルロさんが先に見学だ!

と言うので、じゃあそうしましょうか・・・・



豚のもも肉の到着・・・・



一年かかってこうなります。

ちょっと匂いで、気持ち悪くなってしまった女の子が数人居て、すぐに出て行ってしまった。

確かにあまり良い香りはしません・・・バルサミコ酢とは大違いですね・・・・

見学後はランチ。4種類のハム、サラミ類の盛り合わせの前菜とリコッタのラビオリ。

ラビオリ、実は毎年あまり生徒さんたちに人気無いんですが・・・・

ホームメイドケーキは家庭の味、と言う感じで皆満足していました。

昨年に引き続き参加した生徒さんも二名ほど居て、私のことも覚えていてくれて嬉しかった。


若い子たちとの交流ってほんと楽しいです~~~

先生、また来年もお待ちしておりますね!

0 件のコメント:

コメントを投稿