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2017年9月6日水曜日

マッジョーレ湖

今年は仕事でちょくちょくマッジョーレ湖に行ってきました。

実は私はコモ湖よりこっちの方が好きなんです。

とにかく花が綺麗で、花だけでは無く珍しい大木とかあって自然のパワー感じます。

リゾート地の雰囲気があって、湖畔沿いを歩くと、海辺を歩いているような錯覚に陥ります。

そしてなんと言っても、ボロメオ諸島めぐりがお気に入り。

マードレ島、ベッラ島、ペスカトーリ島の三島巡りが定番ですが、

通常ミラノからの日帰りツアーとかでは、時間の関係でベッラ島とぺスカトーリ島のみですかね。

ミラノから列車で一時間ほどで、マッジョーレ湖の真珠、ストレーザに到着。


列車の窓から、このような↑美しい湖の景色が見えてきます。


駅は高台にあるので、小さな駅を出るとこんな↑景色が・・・。


徒歩10分ほどで湖畔へ。これはちょっと季節が冬の写真かな?


でも、雪山の白が青空に映えて絶景です。


ちょっと写真綺麗じゃないですが、ストレーザ湖畔沿いの夜景もどき・・。


湖畔沿いにはリゾートっぽい素敵なホテルが並んでいます。これは、レジーナパラスの夜景。やっぱり一泊するべきですね~


こちら↑も負けずともおとらぬ高級ホテルボロメース。

そして!

船に乗りまーす。

プライヴェートボートの客引きがたくさん居まして、しかし、時間が限られているときは、それも大変便利。

好きな時間に迎えに来てくれますからねっ。


船からの景色・・・



裏から見たベッラ島。イタリア一美しい庭園と呼ばれるお庭がご自慢。

もちろん、ナポレオンが泊まった部屋などが残されている、ボロメオ宮殿は必見。




名物の白い孔雀。あまりの美しさにため息がでます。ちょうど私が行ったときには、オスたちがメスの取り合いしてましたが・・・。

所要見学時間は急いでも1時間くらいはかかります。

船の時間はこちらでチェック。

ベッラ島を堪能した後は、レストランがたくさん立ち並ぶペスカトーリ島へ。



このような美しい景色も堪能できます。

せっかくだから、土地のものを食べたいところなんですが、私は淡水魚、今一なんです。淡白すぎて、胡椒を思いっきり振ればなんとか・・・。

しかし!

これは美味い!と舌鼓打ったのは二回。


パイクパーチ。またはザンダーと呼ばれるスズキ目の淡水魚ですねっ。

この取れたてのパイクパーチのグリルは最高に美味しかったです。
(なぜか、調理後の写真が見当たらない)
また是非食べたい!


そしてこれ↑

何種類かの湖の魚のスモーク?塩漬け?

記憶が曖昧になってきておりますが、酒の肴に最高な一品でした。

そしてもうひとつ、ストレーザに行ったら是非行くべき場所・・・


こーんな田舎のエノテカなんか・・とバカにしてはいけませんよ。中に入るとものすごい種類のワインが置いてあります。

ワイン好きにはたまりません。もちろん試飲もできますよ~~。

ストレーザはさすがピエモンテ州!バローロもたくっさんありました。

もうひとつおススメは、実は、モッタローネのロープウエイなのです。

しばらく閉まっていたので、写真が無いのですが、こちらは冬季も開いているようです。

片方では湖の絶景が、そして片方にはモンテローザなどのアルプスの絶景が。

あー、行きたくなってきました・・・。







2017年5月19日金曜日

チンクエテッレは雨でも美しかった(その2ワイナリー)

朝のマナローラは静まり返って・・・

まあ、あまり人はいないわな、チンクエテッレの村に宿泊するお客さんは少ないと思われる。

せいぜいモンテロッソかな?或いはラ・スペツイアに宿泊して、列車やボートでチンクエテッレを訪れる感じかな?

雨降ってるし、友人が、ワイナリーに行きたい!と言うので、一度お仕事で訪れたことのあるワイナリーに電話で確認したら、開いているとのこと。早速行ってみることにしました。

しかし、もちろん足は地元の公共機関。ATCと言う市バス的なものに乗って向います。

1階乗ると2,50しますが、チンクエテッレカード持っている人はそれで乗れるので便利。

10分くらいですかね。到着します。Cantina Cinqueterre

外観

景色・・・・うーん、暗いですね。

晴れているときはバスからこーんな景色が。

こーんな景色も。

まー、しょうがないです。

おばちゃんがかなりさらっとワイン醸造所を見せてくれた後ショップで試飲に入ります。

ちなみに試飲は、ここの有名な甘いワインシャケトラだけだと7.50ユーロ。

結局私は3種類の辛口白ワイン8ユーロを。友人は二種の白ワイン+シャケトラ一杯で13.50ユーロと言うのにした。
シャケトラは陰干ししたぶどうで作る甘いリキュールみたいワインで、私は一度飲んだことあるし、やっぱり甘いものは苦手。それに本当は赤しか飲まないんだけど。白は基本的に、お付き合いでしか飲まない。今回は友人のお付き合いだからー。

などどぶちぶち言ってないで、さっさと飲め!って感じですよねっ!


さて、1本目、チンクエテッレの定番の白ワイン、その名もそのまま”チンクエテッレ”

結構気前良くたっぷりついでくれる。
爽やかな飲み口。初心者でも飲みやすい。(ちなみに私は初心者じゃないっ)

一番軽いものから始まって、少しずつコクが出てくる(当然か)。
友人はシャケトラに喜んでいたけれども、


シャケトラ、高っ。37.59ユーロ。リセルヴァはもちろんもっと高かった。
なので、友人はあきらめて、シャケトラクリーム入りチョコをお土産に。

リモンチーノクリームが入ったチョコ、そしてチンクエテッレワイナリーのロゴが可愛いボトルのワイン。

お土産になりそうなものがたくさんあります。

絶景柄のレモンキャラメルとか。

オリーブオイルも試飲させてくれますよー。

シャケトラは、食後にデザートと一緒に飲む感じですかね。
それも、特別なパーティーや記念日に開けるものだと、おばちゃんが教えてくれました。

さて、ワインも入って、少しテンション上がってきたところで、雨も止み、
この後は、列車でリオマッジョーレへ・・・そこでランチ!





2017年5月1日月曜日

チンクエ・テッレは雨でも美しかった(その1)

先日、チンクエテッレに行きたい!と書いたのを読んだ友人が行ったこと無いから行きたいと言い出したので、そうね、天気がいいから海の景色、見たいね、と早速向いました。

天気予報はまさかの雨!

あんなに暑かった(最高気温日向で30℃)のに、いきなり最低気温の4℃まで・・・。

つまり、真夏から冬へ。今まで街行く人たちはビーチに行くような格好していたのに、いきなりダウン着だしてるし。

テンション下がりながらも、しかし、二年ぶりのチンクエテッレとの再会に心を弾ませ、列車でマナローラまで。

ツアーだと、ラ・スペツイアなどに宿泊して、朝ラ・スペツイアからボートに乗って5つの各村で降りて散策するパターンが多いのだけれど。

私は個人的に旅行するときは、せっかくだから、いずれかの村に宿泊したい人なので、今回は、ぎりぎりにホテル取ったこともあり、マナローラに泊まった。

前回泊まったときはリオ・マッジョーレに泊まったなあ・・・。

ただし、村なので、大きなホテルとかはほとんど無いです。

B&Bや、レントルーム、アパートメントみたいな小さなところばかり。

ミラノから3時間半、列車に乗ってマナローラ到着すると・・・


どよーん・・・。
駅についたら、いきなり黒い雲が。
チンクエテッレと言うと、いつも真夏の日差しのかーっと暑い印象しかなかったのですが、まさかの初曇りチンクエテッレ。



しかし、ともすれば下がりそうなテンションをマナローラの猫ちゃんが上げてくれる。


ホテルは、最初、やっぱり景色の綺麗なところがいいねって話していて、Bookingで絶景ホテルらしいVandirisというところに目をつけたのだけれども、
タッチの差で満室になってしまったので、それはまた次回と言う事で、
Ca' de Baranと言う町のど真ん中のホテルを予約。
なんてったって村ですから、中心部は小さい。
駅のトンネルを抜けてすぐ、海岸からもすぐ。


あら、まあ、しかし、一筋の太陽の光が雲の間から差して、やはりチンクエテッレの海は美しい。



Nessun Dormaと言う絶景に臨むBarでアペろう!と向ったら、なんと結構な行列だったけれども、くじけずに並ぶと20分くらいで席に案内された。


これは↑待っている間に見れる景色。絶景。恋しちゃいそう。

しか~し!
案内された席はちょっと奥の方で景色はほとんど見れなくてがっかり・・・
しかし、めげないぞ~。


Nessun Dormaと友人。

あっ!またドリンクとつまみの写真を忘れている!!

当然、食べ物とドリンクより、やはり景色が絶景なので、景色ばかり撮ってしまうのだ。

せっかくチンクエテッレに来てるんだから、チンクエテッレの白ワインでアペリ。
(ちなみにドリンク一杯ずつとハムサラミチーズのおつまみで二人で15ユーロと安い)


しかし、(友人曰く)東映の映画のオープニングの荒波のようにざっぷんざっぷんと。


まー、こりゃあ、明日はボートは出ないだろうなあ。

さて、それじゃあ、寒いし、雨もぼちぼち降り出しそうなので、食べ物買って、ホテルの部屋で食べるかと、La Cambusaと言うフォカッチャ屋さんで物色。


買ったのは、こちら↑ファリナータ。大好きなヒヨコマメと粉で作って焼いたもの。

リグーリアの料理です。


そしてこちら↑、右のパスクアリーナ。リグーリアの復活祭のパイ。

中には、リコッタチーズ、卵、ほうれん草。


他にもこーんなにたくさん、フォカッチアやピッツアがいっぱい。

翌日の朝も、実は行きました。

夜も、朝もそれぞれ別のイケ面君がいました。

朝のイケ面くんは、寿司好きな彼女と日本に行きたいので、高級な寿司レストランを教えてくれと頼まれたので、数寄屋橋次郎をご紹介。

美味しい回転寿司を紹介しようと思っていた私は自分が恥ずかしくなってしまいました。

せっかく日本に旅行するんだから、思い出となる高級寿司やに彼女を連れて行きたい!と言うイケ面くんに感激。

夜はそんなんで、ファリナータとパスクアリーノに、チンクエテッレの赤ワインで、さっさと就寝。(なんてったって早寝早起きが習慣の私)

翌日は雨だったので、ワイナリーに行きました。それはまた次回!

2017年4月13日木曜日

ハイライン・ガッレリアと伝説の12匹の黒猫

暑い!暑い!暑い!

ちょっと異常じゃないですかね、この暑さ。まるで夏の4月のミラノ。

昨日、ローマから来た友人が、ローマより暑いってびっくりしていました。

確かに日向は30度くらいになっているのでは?

真夏がやってくる前に、眺めの良いところに上らなくちゃ、と言うことで、今日は高いところ行ってみましょう。(真夏は暑すぎて上れないから・・・)

ミラノで高台から景色を眺めるところ?

まず思い浮かぶのがドゥオモのテラスですが、それじゃあ定番過ぎてつまんないので、

今日は、こーんなど真ん中にありながら、意外と穴場の、アーケードのエレベーターをご紹介したいと思います。

意外と穴場、なのは、もちろん新しいスポットでもあるからです。

二年前(もう二年も経ったのね!)、万博前にオープンしました。



入り口はドゥオモ広場21番(Via Silvio Pelico 2番に直接行っても良いです)


エレベーターにはハイヒール△の表示が・・・。
ハイヒールでも、ぶっといヒールならいいんですが、ピンヒールは歩くのがかなり厳しいからなのです。



入場料12ユーロは結構高いですが、それを払ったあと、廊下にはこんな風にアーケードの歴史が語られております。


階段を上り終えると、こんな景色が。アーケードの真ん中のクーポラを外から見ることができます。



ドゥオモ広場が見えます。左は、ドゥオモ広場側にある、入り口、凱旋門。



そして、アーケードの屋根から見えるドゥオモの景色。青い空に映えますね。



屋根の上から家々を眺めると、魔女の宅急便のキキになったような気分。



マリオ・ボッタによるスカラ座の新しい建設部分、舞台の塔と楽屋が良く見えます。



少し遠くに、複合施設”ポルタ・ヌォヴァ計画”のビル群も見えます。



こちらは、完成されたイソザキビルと、建設中の故ザハ・ハディドビルが見えます。



こんな風に絵や写真で1800年代のミラノの生活などが説明されております。



ところで私は一度も見たことが無いのですが、ガッレリアの屋根には伝説(?)の12匹の猫が住んでいるのです。

正確に12匹どうかわからないけれども、”ガッレリアの屋根の黒猫ちゃんたち”はミラノでは有名なお話です。

昔ガッレリアの高いところに住んでいたおばあちゃんが飼っていた一組の黒猫たち。

おばあちゃんは老齢になったので、別の場所にお引越し。

猫ちゃんたちはガッレリアの屋根に残されてしまった・・・。

(まあ、かなり野生化してただろうし、ガッレリアが猫ちゃんのお家でしたから、。)

もちろんそのうち子猫たちも生まれ、その数なんと12匹。皆真っ黒。

まあ、食べ物なんて、猫が、みゃあ~と鳴いて寄ってきたら、誰でもくれますよねえ。

今回、万博前にこのハイラインをオープンさせる際に、猫たちをどうするのか?となったが、やっぱり猫ちゃんたちはここに残そう、と言うことになったらしい。

大体この野生的な猫ちゃんたち、捕まえる手立てなんか無いだろうー。人間の方が危険。

落ちちゃうぞーーーー。

猫好きなあなた、ミラノに来たら、ハイライン・ガレッリアに上って、猫ちゃんを探してみましょう。

こちらの写真をどうぞ。

追記:余談ですが、grouponで、ハイラインの入場券が6ユーロで買えます。

やっぱり12ユーロはちょっと高いと思うんですよね~。

レビュー見ても、ガッレリアの上は、内側を歩きたかった、とか、ガイドの案内(録音でもいいから)があれば良かったのにとか、そんなレビューだらけ・・・。

まあ、私はたまに上りたくなりますけどね、猫ちゃん探しに♪