2014年11月22日土曜日

夢のスーパーカー、パガーニ!

数日前、とある自動車大学校の研修旅行の通訳の仕事でエミリアロマーニャ州に行って来ました。

そこの学校の研修旅行は毎年恒例で、数日間の間にドイツからイタリアから、

車ばかりマニアックに見て廻るものびっくりするほどコアなツアーです。

午後スイスからイタリアに入ってきて、まずはフェラーリミュージアム。そしてボローニャ泊。

翌日は午前はまずランボルギーニミュージアム。ホテルから45分くらいで到着。

ガイデッドツアーを予約して、内部の人が説明してくれました。

(先日行ったときは、自由見学だったので、やっぱりガイドしてもらうのがお勧め)

その学校は毎年常連なので、彼らもものすごーく親しみを持って迎えてくれて、

「貴方たちは特別だから」と言って、ガイドが、パカパカとドアを開けて見せてくれたり、

なんと何人かの生徒を運転席に乗せてくれたものだから、先生も生徒たちも私も興奮してしまいました!!

大満喫してランチはまたマラネッロに戻ってフェラーリ御用達のレストラン、イル・カヴァッリーノにて。

もともとはフェラーリの経営で84年からマリオネーリSPAに移ってはいますが、

フェラーリと切っても切れない関係です。

 
エントランス


 内部はエレガント


 フェラーリ色でいっぱい。ジル・ヴィルヌーヴのポスターがあってうっとり
ちなみに今の若い人は車好きでも、ヴィルヌーヴを知らないんですね。伝説のレーサーなのに・・・


 フェラーリのランブルスコです。


 フェラーリの食器です。ちなみに生徒さんがこれ欲しいって言ってたけど、販売してなかった。コーヒーカップとかはあるんだけどね・・・。

 かぼちゃのラビオリ。他の人は皆、グリーンニョッキ食べてました。美味しそうでした。


 メインは・・・ヴェジタリアンなので、ただの野菜に焼きチース。皆は美味しそうなポークのロースト食べてました!


デザートはチョコレートケーキ。外側はカリカリ。中はとろっと・・・。甘党ではないけれども、外側食べました。

実は私も久しぶりにイル・カヴァリーノでお食事させていただきました。

なかなか高級だし、それでもここを外さないところがすごい学校だなあと。

そして午後は一路、スーパーカー製造のパガー二の工場へ。

残念ながらオーナーのオラシオ・パガーニさんは故郷アルゼンチンに出張中で会えませんでしたが、

その分サーヴィスしてガイドしてくれた女の子がいつも見せてくれない工場の部分を特別に案内してくれたり、

テストドライバー(イケ面)の方と記念撮影させてくれたり、

ウアイラの音(でもツインターボだからちょっと静か)を聞かせてくれたり、

サーヴィス満点だったので、皆も先生も私まで興奮してしまいました。

入るといきなり、ゾンダとウアイラが迎えてくれて・・・・・

どうみても、ウアイラ、かっこいい。ゾンダ、ウアイラの前にはちょっとかすんで見えました。


 ウアイラ。中も外も色はお客様のオーダーメイド。ピンクの内装でもOKだそうです。
なんてったって、億単位のお値段ですからねえ。


 内装。ぱかっと開けて見せてくれました。

ガルウィングドア、かっこよく開きます。


その後、説明を聞きながら、カーボンファイバー作ってる作業所から、窯のある作業所などを見学の後、外に出ると、なんと、トランスフォーマー4に使用されたウアイラが!!
映画の中ではロボットに変身するんですけどね。


ひゃあ、このカッコよさにはもうお手上げでした!!とにかく美しい!

エンジンはメルセデスAMGのものを100%使ってます(イタリア製じゃないところがアルゼンチン人?)

とにかく各パーツ、その道の最高峰のメーカーのものを使用している。(タイヤは我らがピレッリ)

年間の生産数が30台くらいだそうです。

既に手作り的な印象があるランボルギーニが年間2000台以上って言っていたので、

その数の少なさにびっくり・・・と言っても超超高級スーパーカーですからね。

日本人のお客さん多いって言ってましたが。(40%がアジア客、30%アラブ客、30%アメリカ客)

日本ではビンゴスポーツがディーラーです。

・・・・・・・と興奮冷めやらぬまま、夢心地で工場を後にしました。

個人的にはランボルギーニのシャープなスタイルのファンなんですが、

パガーニのカロッツエリアは独特の曲線を使って、なんと言うか未来の宇宙船のようなスタイル。

アメリカンテイスト的な印象もありますが。

また是非訪れる機会があるといいなあ・・・・。

大人しめの生徒さんたちも、興奮しているようでした。

そりゃあ、これを目の当たりにしちゃったら、興奮せざるを得ないでしょう!!

素敵な思い出になったんだろうなあ・・・・。

全然関係ないんですが、おまけに翌日の朝の朝焼けの写真です。絵画のように美しかった!


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