恥ずかしながら、10年ぶりくらいにバローロのワイン飲んできました・・・。
Fontanafreddaと言う、元初代国王所有のワイナリーです。
もともとは国王ヴィットリオエマヌエレ二世ご用達のワイナリーだったと言うところ。
当時は既婚者で4人も子供が居た王が27歳のとき、14歳の少女ローザ・ヴェルチェッラーナと出会い、恋に落ちます。
このワイナリーの館で逢瀬を交わしたとか。そんなロマンティックな場所。
その後、王は彼女のワイナリーを与え、フォンタナフレッダとミラフィオーリの伯爵夫人と言う称号も与えます。
彼女と知り合ってから8年後に正妻と生き別れになった後、周囲の反対を押し切り、彼女と貴賎結婚もしています。
多くの愛人を持っていた王にとっても、彼女は特別だったんでしょうね。
ただの好色ではなかったのですね、純粋な愛情を彼女の抱いていたのですね^^
後、ワイナリーは王とローザの息子の所有となり・・・
なんと今はEatalyがオーナーなんですって。
どおりでこの前Eatalyで飲んだワインがここのワインだったわけだ!
バローロのブドウ畑の絶景です。お天気が良かったので最高でした!
Fontanafreddaのアイデンティティである、縞模様。ワインのラベルもこれが多いです。
12のファミリーがここのワイナリーに住んで作業に従事しているそうです。
樽がたくさん。ユーゴスラビア地方の樫、フランスの樫などが使われているそうです。
昔は栗の木がよく使われていたそうです。
王の時代、1800年代の今では使われていない歴史的な樽。
ここは、昔、ぶどうを足で踏んだ場所。上の穴からぶどうを落としたんだそうです。
明るいイートインスペース。ここで試飲できます。
ホテルもレストランもあるので、のんびり一泊してみるのもいいですね。
ちなみにガイドツアー&試飲(二杯。ネッビオーロとバローロ)で10ユーロでした。
バローロのワインなんて飲んでしまうと、私が毎晩飲んでいるスーパーで1本5ユーロで売ってるワインなんて物足りなくて物足りなくて・・・
毎晩バローロ飲んでる夢見そうです。
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