2014年5月9日金曜日

バローロのワイナリー

なんと!

恥ずかしながら、10年ぶりくらいにバローロのワイン飲んできました・・・。

Fontanafreddaと言う、元初代国王所有のワイナリーです。

もともとは国王ヴィットリオエマヌエレ二世ご用達のワイナリーだったと言うところ。

当時は既婚者で4人も子供が居た王が27歳のとき、14歳の少女ローザ・ヴェルチェッラーナと出会い、恋に落ちます。

このワイナリーの館で逢瀬を交わしたとか。そんなロマンティックな場所。

その後、王は彼女のワイナリーを与え、フォンタナフレッダとミラフィオーリの伯爵夫人と言う称号も与えます。

彼女と知り合ってから8年後に正妻と生き別れになった後、周囲の反対を押し切り、彼女と貴賎結婚もしています。

多くの愛人を持っていた王にとっても、彼女は特別だったんでしょうね。

ただの好色ではなかったのですね、純粋な愛情を彼女の抱いていたのですね^^

後、ワイナリーは王とローザの息子の所有となり・・・

なんと今はEatalyがオーナーなんですって。

どおりでこの前Eatalyで飲んだワインがここのワインだったわけだ!



バローロのブドウ畑の絶景です。お天気が良かったので最高でした!




Fontanafreddaのアイデンティティである、縞模様。ワインのラベルもこれが多いです。




12のファミリーがここのワイナリーに住んで作業に従事しているそうです。





樽がたくさん。ユーゴスラビア地方の樫、フランスの樫などが使われているそうです。

昔は栗の木がよく使われていたそうです。



王の時代、1800年代の今では使われていない歴史的な樽。




ここは、昔、ぶどうを足で踏んだ場所。上の穴からぶどうを落としたんだそうです。



明るいイートインスペース。ここで試飲できます。






ホテルもレストランもあるので、のんびり一泊してみるのもいいですね。

ちなみにガイドツアー&試飲(二杯。ネッビオーロとバローロ)で10ユーロでした。

バローロのワインなんて飲んでしまうと、私が毎晩飲んでいるスーパーで1本5ユーロで売ってるワインなんて物足りなくて物足りなくて・・・

毎晩バローロ飲んでる夢見そうです。

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