昨日、8月30日土曜日、ひと月ちょっとの夏のヴァカンス(日本♪)を終えて、
ミラノリナーテ空港に到着すると結構な人、人、人。
マルペンサ空港ほどじゃないけれども、日焼けした肌が自慢げなイタリア人たちでいっぱい。
なんでも便利な日本からこの不便なイタリアに戻ってくると、空港ですでにそれを実感。
私は毎年、大きなスーツケース二個と機内持ち込みサイズ一個を持ってくる。
もちろん、JALかANAで手ぶらサービスをお願いする。これだと自宅からリナーテ空港まで運んでくれるので便利。
しかし、三つのカートが無いと一人では運べない。
カートはイタリアでは有料。とは言っても、リナーテ空港の場合はとりあえずコインを入れて、後で戻ってくる。
ちなみにマルペンサ空港だと2ユーロもして、戻ってこなかったのが、今は無料になったらしい・・・
(この国はシステムがなんでもめまぐるしく変わる国なので、要注意。常にチェックが必要)
財布を見てみると・・・・ありゃ~、カートに入れられるコインが無い。
コインは、50セント、1ユーロだったかな?
日本だとちゃんと両替機があるのに・・・・・。
スーツケースもピックアップして、さて、どうやって運ぼうか悩んでいたところ、
両替機が目に入る。やった!ラッキー!と思って10ユーロ札を差し込むが入らない。
よく見たら、故障中と書いてある・・・・・・。ああ、やっぱり・・・・
「あ~~、これこそがイタリアだああああ・・・・」
とりあえず、もう一度、差し込めるコインを確認したところ、ちょうどカートをピックアップしてる女の子が居たので、
「あのお、50セントコインって持っていない?持ってたら、両替して欲しいんだけど・・・」
私の財布には10セントコイン一個、20セントコイン二個あったのだ。
快く自分の財布出して確認してくれた。
「あったわよ~」
「うわあ、すごい助かる!本当にありがとう!」
てなわけで無事タクシーまで巨大なスーツケースを運ぶことに成功。
リナーテ空港は荷物が出てくるのも早いし、家までタクシーで25~30ユーロで行けるので、とても楽。
家に着いたら、ひと月もの間、留守番してくれていた猫ちゃんが、悲鳴のような泣き声で迎えてくれました。
毎夏日本でひと月以上過ごすと、どんどんイタリアに帰りたくなくなってしまうのだが、
いざミラノに戻ると、やっぱり自分の家だなあ・・・とそれなりに満足。
8月のミラノは砂漠化するので、物悲しくなってしまうので、もともと私は8月は嫌いなのだが、
9月になると人々が帰ってきて、すっかりいつもの活気のあるミラノに戻る。
さて、明日はやっぱりピッツアでも食べに行こうかしら??
それからここひと月、ミラノの最新事情を勉強しなくては・・・