最近気持ちの良い快晴の日々が続いている。日陰はちょっと肌寒いけど、日向はやっぱ、暑いな。
日本人は日向が嫌いだから、観光の間はなるべく日陰を探さなくちゃ。
今日はサンマルコ教会付近のレストランで午前観光が終わり。
月曜日。メルカートが立つ日だなあ・・・と言うことで、ちょっといいものが見つかるのを期待して赴く。
イタリアの町では町内に週二くらいの頻度でメルカートが立ちます。
こんな感じでお肉、お魚、果物、野菜から、服や靴、下着までいろんなものが売っています。
この辺り、お金持ちが住んでるから、服や靴なんかもブランドものがあったり・・・。
今日も気に入った靴を見つけて値段聞いたら、180ユーロだったの断念。
よく見たらブランドものだった・・・・。
この季節、私の一番の好物は、すもも。Pesca nociと言います。
あまり甘い果物は好きじゃないのですが、甘ずっぱいのは大好き。
あんまり甘い果物にはレモン汁かけて食べます^^
しかし、このすももは私の好みそのもののあまずっぱさ!!
やっぱり市場の写真が色とりどりな野菜・果物が一番綺麗ですね^^
食に関してはイタリアはほんっとに恵まれているなあと思うのは、
魚も肉も豊富(たこも食べるしね)な上に野菜果物がたくさん採れること。
旬の果物やお野菜をたくさんいただきます。味がまた自然の美味しさでいっぱい。
はいはい、今の旬はズッキーネの花ですね。これの天ぷらが大好物・・・。
それにしても色が美しい。
そしてイタリアの日差しの下では色は一段と鮮やかに見えるものです。
ありゃありゃ、おばちゃんが入っちゃった。
一昨年、26年のイタリア生活に終止符を打って、日本に帰ってしまったグルメの友人の習慣、が、
市場でぶらぶら買い物して、旬の美味しい素材を物色して、料理にまめなだんなが調理する、
と言う暮らしを楽しんでいた。
友人はメルカートでの買い物を恋しく思っているだろうなあ・・・・。
毎日イタリアの愚痴言いながらも、いつかこの国を去ることがあったら、懐かしく思うんだろうなあ。
そうね、一番困るのは、やっぱり食べ物とワイン、そしてカフェかな?
サンマルコ広場のメルカートは月曜日と木曜日です^^ もちろん午前中、14時くらいまでです。
2014年5月19日月曜日
2014年5月9日金曜日
バローロのワイナリー
なんと!
恥ずかしながら、10年ぶりくらいにバローロのワイン飲んできました・・・。
Fontanafreddaと言う、元初代国王所有のワイナリーです。
もともとは国王ヴィットリオエマヌエレ二世ご用達のワイナリーだったと言うところ。
当時は既婚者で4人も子供が居た王が27歳のとき、14歳の少女ローザ・ヴェルチェッラーナと出会い、恋に落ちます。
このワイナリーの館で逢瀬を交わしたとか。そんなロマンティックな場所。
その後、王は彼女のワイナリーを与え、フォンタナフレッダとミラフィオーリの伯爵夫人と言う称号も与えます。
彼女と知り合ってから8年後に正妻と生き別れになった後、周囲の反対を押し切り、彼女と貴賎結婚もしています。
多くの愛人を持っていた王にとっても、彼女は特別だったんでしょうね。
ただの好色ではなかったのですね、純粋な愛情を彼女の抱いていたのですね^^
後、ワイナリーは王とローザの息子の所有となり・・・
なんと今はEatalyがオーナーなんですって。
どおりでこの前Eatalyで飲んだワインがここのワインだったわけだ!
バローロのブドウ畑の絶景です。お天気が良かったので最高でした!
12のファミリーがここのワイナリーに住んで作業に従事しているそうです。
樽がたくさん。ユーゴスラビア地方の樫、フランスの樫などが使われているそうです。
昔は栗の木がよく使われていたそうです。
王の時代、1800年代の今では使われていない歴史的な樽。
ここは、昔、ぶどうを足で踏んだ場所。上の穴からぶどうを落としたんだそうです。
明るいイートインスペース。ここで試飲できます。
ホテルもレストランもあるので、のんびり一泊してみるのもいいですね。
ちなみにガイドツアー&試飲(二杯。ネッビオーロとバローロ)で10ユーロでした。
バローロのワインなんて飲んでしまうと、私が毎晩飲んでいるスーパーで1本5ユーロで売ってるワインなんて物足りなくて物足りなくて・・・
毎晩バローロ飲んでる夢見そうです。
恥ずかしながら、10年ぶりくらいにバローロのワイン飲んできました・・・。
Fontanafreddaと言う、元初代国王所有のワイナリーです。
もともとは国王ヴィットリオエマヌエレ二世ご用達のワイナリーだったと言うところ。
当時は既婚者で4人も子供が居た王が27歳のとき、14歳の少女ローザ・ヴェルチェッラーナと出会い、恋に落ちます。
このワイナリーの館で逢瀬を交わしたとか。そんなロマンティックな場所。
その後、王は彼女のワイナリーを与え、フォンタナフレッダとミラフィオーリの伯爵夫人と言う称号も与えます。
彼女と知り合ってから8年後に正妻と生き別れになった後、周囲の反対を押し切り、彼女と貴賎結婚もしています。
多くの愛人を持っていた王にとっても、彼女は特別だったんでしょうね。
ただの好色ではなかったのですね、純粋な愛情を彼女の抱いていたのですね^^
後、ワイナリーは王とローザの息子の所有となり・・・
なんと今はEatalyがオーナーなんですって。
どおりでこの前Eatalyで飲んだワインがここのワインだったわけだ!
バローロのブドウ畑の絶景です。お天気が良かったので最高でした!
Fontanafreddaのアイデンティティである、縞模様。ワインのラベルもこれが多いです。
12のファミリーがここのワイナリーに住んで作業に従事しているそうです。
樽がたくさん。ユーゴスラビア地方の樫、フランスの樫などが使われているそうです。
昔は栗の木がよく使われていたそうです。
王の時代、1800年代の今では使われていない歴史的な樽。
ここは、昔、ぶどうを足で踏んだ場所。上の穴からぶどうを落としたんだそうです。
明るいイートインスペース。ここで試飲できます。
ホテルもレストランもあるので、のんびり一泊してみるのもいいですね。
ちなみにガイドツアー&試飲(二杯。ネッビオーロとバローロ)で10ユーロでした。
バローロのワインなんて飲んでしまうと、私が毎晩飲んでいるスーパーで1本5ユーロで売ってるワインなんて物足りなくて物足りなくて・・・
毎晩バローロ飲んでる夢見そうです。
2014年5月1日木曜日
イタリアの美容室
今日、久しぶりに美容室行ってきました。
結構高いので、あんまり行かないんですが。
日本にもあるグルーポンを利用して、39ユーロでカラー、ハイライト、カット、シャンプー、ブロー。
てなやつを結構利用してきたのですが。
最近はカラーやハイライトは自分でスーパーで買ってやっています。
白髪隠しのため、ハイライトもどきを使って、ちょっと金髪、ちょっと茶髪と言う技を使っています。
今日行った美容室は、昨年の12月に化学薬品を使わないムーヴと言う自然パーマネントをやっているところ。
ちょっと町外れの、典型的な近所の美容室、と言う感じのところなんですが、
おばちゃん、結構上手いし、画期的なことやってるなと思って、また行ってみました。
サイトで買うと安くて、50ユーロ。これはPayPalで払って、カット別料金なので、その場で16ユーロ現金払い。
まあ、面白かったのは、前回行ったとき、その場のおしゃべりを聞いていると楽しかった。
やっぱりイタリアの個人商店の醍醐味はここなんだなあと思った。
客は大体常連客。
店に居る皆で大勢でおしゃべり。店の人間もそこに居る客も全員参加のおしゃべり。
まずは、昼ドラの行方を皆で真剣に討論。
「まさか、こんなことになるとは~」
「いやいや、私はわかっていたわ~」
「そしてこうなるはずよね?」
「う~ん、私は別な展開を期待してるわ」
もちろん、店の人(と言っても、おばちゃんと20代っぽい従業員の女の子一人)もたまに手が止まる。
でもそれでももちろん文句を言う客なんて一人も居ない。
もちろん、私もにこやかに対応。
時間を気にしながら美容院に行くなんてもっての他です!!実はそのときは私は例外だったけど。
前回は午後仕事があって、午前中に行ったから、心の底でははらはら・・・。
しかし、今回は反省して午前中仕事終わっての午後に行ったので、超余裕。
おばちゃんたちの会話にも余裕で参加。
当然のごとく、彼女ら(客とお店の人含めての3人)も私の顔を見ながら、計4人で会話。
特に、年配の人たちは近所の美容院には週一か週二くらいで必ず来ている。
おばあちゃんの年齢になると、家で自分で髪洗わない人も多いので、
(イタリア人は週二回ほどしか髪洗わない人が結構普通に居る)
オーナーのメリーさん(なぜか、マリアのことを”メリー”と呼ぶのが流行っている・・・)が、
「この前の客のバダンテ(老人ヘルパーさんみたいなもの?)がね、良くなかったのよ。
だから、彼女の娘に言ってやったのよ、あれは良くないから、別の人に変えるべきだってね!
そしたら、この人臨時の人だから、ちょっとの我慢なのよって言われて・・・・」
そうしたら、若い20代の従業員が、
「いや、でも、別のお客さんのバダンテが、臨時のバダンテの方が良かったって言ってて・・。
いつものバダンテの時には、食が細くてやせ細っていったのが、臨時のバダンテの料理が美味しいし、
一緒に会話しながら食べてくれるので、体重が増えたって・・・・・」
バダンテに関する会話で花が咲く・・・・。
皆私の顔も見ながら会話するから、私もふんふんうなづきながら・・・・。
う~ん、でも、こ~ゆ~、下町っぽいのっていいなああ、と密かに思ったわけです。
ミラノはお洒落なところも増えて、なんだかお洒落な街ヅラしてるけど、
こ~ゆ~のがイタリアっぽいかな?
イタリアは昔は個人商店文化で、私が来たころ(1989年)、スーパーも少なかった。
個人商店のいいところは、別に商品を買うところだけでは無く、
商店ってのは、一人暮らしの老人も買い物しながら、会話を楽しむ機会だったんだよね。
働く側だって、ただ単に作業をする場所じゃあないんだよね。
お客さんと会話を楽しみながら働く、それがイタリア人の働くと言う文化なんだよね。
それが人生を楽しむ、と言うことなんだよなああ・・・・と。
毎日、買い物したり、美容院行ったりして、思い切りおしゃべりして、
一人ぼっちの老人も孤独を感じることは無い。
私は仕事が遅くても、効率が悪くても、実のところは、こういう古き良きイタリア人の生活文化を愛しいます。
時間に追われない日ってのも大切ですよね。
心の肥やしになります。
しかし、つくづく思ったのは、寡黙な人間(イタリア人にもたまには居る)は美容院勤めできないなあ。
いくらカットが上手くてもね!
ここの20代の子は老人と普通に会話に花が咲くくらいのすごい子。
しかし、イタリア人で寡黙ってのは、居るんだけど、極端に少ないかも???
赤ちゃんのころから、ママが一人でしゃべりまくってるのを聞いているせいか、
イタリア人の子供の会話力はすごいから・・・・。
結構高いので、あんまり行かないんですが。
日本にもあるグルーポンを利用して、39ユーロでカラー、ハイライト、カット、シャンプー、ブロー。
てなやつを結構利用してきたのですが。
最近はカラーやハイライトは自分でスーパーで買ってやっています。
白髪隠しのため、ハイライトもどきを使って、ちょっと金髪、ちょっと茶髪と言う技を使っています。
今日行った美容室は、昨年の12月に化学薬品を使わないムーヴと言う自然パーマネントをやっているところ。
ちょっと町外れの、典型的な近所の美容室、と言う感じのところなんですが、
おばちゃん、結構上手いし、画期的なことやってるなと思って、また行ってみました。
サイトで買うと安くて、50ユーロ。これはPayPalで払って、カット別料金なので、その場で16ユーロ現金払い。
まあ、面白かったのは、前回行ったとき、その場のおしゃべりを聞いていると楽しかった。
やっぱりイタリアの個人商店の醍醐味はここなんだなあと思った。
客は大体常連客。
店に居る皆で大勢でおしゃべり。店の人間もそこに居る客も全員参加のおしゃべり。
まずは、昼ドラの行方を皆で真剣に討論。
「まさか、こんなことになるとは~」
「いやいや、私はわかっていたわ~」
「そしてこうなるはずよね?」
「う~ん、私は別な展開を期待してるわ」
もちろん、店の人(と言っても、おばちゃんと20代っぽい従業員の女の子一人)もたまに手が止まる。
でもそれでももちろん文句を言う客なんて一人も居ない。
もちろん、私もにこやかに対応。
時間を気にしながら美容院に行くなんてもっての他です!!実はそのときは私は例外だったけど。
前回は午後仕事があって、午前中に行ったから、心の底でははらはら・・・。
しかし、今回は反省して午前中仕事終わっての午後に行ったので、超余裕。
おばちゃんたちの会話にも余裕で参加。
当然のごとく、彼女ら(客とお店の人含めての3人)も私の顔を見ながら、計4人で会話。
特に、年配の人たちは近所の美容院には週一か週二くらいで必ず来ている。
おばあちゃんの年齢になると、家で自分で髪洗わない人も多いので、
(イタリア人は週二回ほどしか髪洗わない人が結構普通に居る)
オーナーのメリーさん(なぜか、マリアのことを”メリー”と呼ぶのが流行っている・・・)が、
「この前の客のバダンテ(老人ヘルパーさんみたいなもの?)がね、良くなかったのよ。
だから、彼女の娘に言ってやったのよ、あれは良くないから、別の人に変えるべきだってね!
そしたら、この人臨時の人だから、ちょっとの我慢なのよって言われて・・・・」
そうしたら、若い20代の従業員が、
「いや、でも、別のお客さんのバダンテが、臨時のバダンテの方が良かったって言ってて・・。
いつものバダンテの時には、食が細くてやせ細っていったのが、臨時のバダンテの料理が美味しいし、
一緒に会話しながら食べてくれるので、体重が増えたって・・・・・」
バダンテに関する会話で花が咲く・・・・。
皆私の顔も見ながら会話するから、私もふんふんうなづきながら・・・・。
う~ん、でも、こ~ゆ~、下町っぽいのっていいなああ、と密かに思ったわけです。
ミラノはお洒落なところも増えて、なんだかお洒落な街ヅラしてるけど、
こ~ゆ~のがイタリアっぽいかな?
イタリアは昔は個人商店文化で、私が来たころ(1989年)、スーパーも少なかった。
個人商店のいいところは、別に商品を買うところだけでは無く、
商店ってのは、一人暮らしの老人も買い物しながら、会話を楽しむ機会だったんだよね。
働く側だって、ただ単に作業をする場所じゃあないんだよね。
お客さんと会話を楽しみながら働く、それがイタリア人の働くと言う文化なんだよね。
それが人生を楽しむ、と言うことなんだよなああ・・・・と。
毎日、買い物したり、美容院行ったりして、思い切りおしゃべりして、
一人ぼっちの老人も孤独を感じることは無い。
私は仕事が遅くても、効率が悪くても、実のところは、こういう古き良きイタリア人の生活文化を愛しいます。
時間に追われない日ってのも大切ですよね。
心の肥やしになります。
しかし、つくづく思ったのは、寡黙な人間(イタリア人にもたまには居る)は美容院勤めできないなあ。
いくらカットが上手くてもね!
ここの20代の子は老人と普通に会話に花が咲くくらいのすごい子。
しかし、イタリア人で寡黙ってのは、居るんだけど、極端に少ないかも???
赤ちゃんのころから、ママが一人でしゃべりまくってるのを聞いているせいか、
イタリア人の子供の会話力はすごいから・・・・。
2014年4月28日月曜日
二人の元法王の列聖式
今日と言う日はヴァティカンでは大変歴史的な日でした。
前々法王、ヨハネパオロ二世と、その二代前の法王であったヨハネ23世二人の列聖式が、
現法王フランチェスコ1世によって行われました。前法王ベネディクト16世も出席しました。
もちろん、ミラノではドゥオモ広場のサムスン・スクリーン(ドゥオモに貼り付けられている)で
中継されていただけですが、ヴァティカンには多くの巡礼者が詰め寄せました。
その数80万人と新聞には書かれていました。(大半はポーランド人?)
地元の人たちを合わせると総計100万人を越える人たちがサンピエトロ広場に集結。
やっぱりセキュリティが大変だったようですね。写真がこちら
密かに思ったのは・・・・ミラノじゃなくて良かったです。
ローマのガイドさんたちは、なるべく仕事を請けないようにしている人も多かったとか。
100万人じゃあ、観光になりませんよね。迷子も心配。
ヨハネパオロ二世は、2011年、死後たった6年で列福され、その3年後と言うスピード列聖。
通常死後数十年しないと始められない調査を、彼自身がマザーテレサのときに死後すぐに始めると言う前例を作り、
そして前法王もヨハネパオロ二世のときに同じことをしたので、スピード列福となったようです。
彼とマザーテレサは、カトリックは必ず聖人とする意図を持っている、と昔何かで読んだけれども、
やはりその通りになったようです。が、不思議とマザーテレサの列聖が遅れているようですね。
ちなみに福者と言うのは、聖人になる一歩手前の段階です。
生前の功績などの調査がなされますが、原則的に言えば、死んでから奇跡を起こさないとなれない・・・。
そして福者になってから、もう一度奇跡を起こさなければ聖人にはなれない。
それじゃあ死んでから起こす奇跡とは???
イエスキリストの時代から、奇跡とは重病を治すこと、瀕死の人間を救うこと、なんだそうです。
難病の人が誰々にお祈りを奉げたら枕元にその人が現れて、そして病気が治癒していた、
などの奇跡が審査で正式に認められると聖人になる、と言うわけですね。
前々関係ないのですが、昨日ミラノは夏で、今日は冬の終わりみたいでした。
突然暑くなったり寒くなったり、一日の間でも寒暖の差が激しいので、
イタリア旅行の場合は半袖から長袖まで色んな服を持っていくことをお勧めします。
前々法王、ヨハネパオロ二世と、その二代前の法王であったヨハネ23世二人の列聖式が、
現法王フランチェスコ1世によって行われました。前法王ベネディクト16世も出席しました。
もちろん、ミラノではドゥオモ広場のサムスン・スクリーン(ドゥオモに貼り付けられている)で
中継されていただけですが、ヴァティカンには多くの巡礼者が詰め寄せました。
その数80万人と新聞には書かれていました。(大半はポーランド人?)
地元の人たちを合わせると総計100万人を越える人たちがサンピエトロ広場に集結。
やっぱりセキュリティが大変だったようですね。写真がこちら
密かに思ったのは・・・・ミラノじゃなくて良かったです。
ローマのガイドさんたちは、なるべく仕事を請けないようにしている人も多かったとか。
100万人じゃあ、観光になりませんよね。迷子も心配。
ヨハネパオロ二世は、2011年、死後たった6年で列福され、その3年後と言うスピード列聖。
通常死後数十年しないと始められない調査を、彼自身がマザーテレサのときに死後すぐに始めると言う前例を作り、
そして前法王もヨハネパオロ二世のときに同じことをしたので、スピード列福となったようです。
彼とマザーテレサは、カトリックは必ず聖人とする意図を持っている、と昔何かで読んだけれども、
やはりその通りになったようです。が、不思議とマザーテレサの列聖が遅れているようですね。
ちなみに福者と言うのは、聖人になる一歩手前の段階です。
生前の功績などの調査がなされますが、原則的に言えば、死んでから奇跡を起こさないとなれない・・・。
そして福者になってから、もう一度奇跡を起こさなければ聖人にはなれない。
それじゃあ死んでから起こす奇跡とは???
イエスキリストの時代から、奇跡とは重病を治すこと、瀕死の人間を救うこと、なんだそうです。
難病の人が誰々にお祈りを奉げたら枕元にその人が現れて、そして病気が治癒していた、
などの奇跡が審査で正式に認められると聖人になる、と言うわけですね。
前々関係ないのですが、昨日ミラノは夏で、今日は冬の終わりみたいでした。
突然暑くなったり寒くなったり、一日の間でも寒暖の差が激しいので、
イタリア旅行の場合は半袖から長袖まで色んな服を持っていくことをお勧めします。
2014年4月25日金曜日
モスカテッリでアペリティーヴォ
ミラノ(だけじゃなくて、多分イタリア全土の習慣だと思うんだけど・・)では、
夕食前にお酒を食前酒を飲みながらつまみを食べる”アペリティーヴォ”の習慣があります。
ここ近年、ハッピー・アワーと題して、各Barがブッフェのおつまみを用意するのが定番となりました。
一言で言ってしまえば、ブッフェつきハッピー・アワーやってないとお客を呼べなくなってきています。
アペと言うよりは、ほとんど、お腹一杯食べて晩飯済ませられるくらいにヴァラエティに富んでいたり。
システムは通常、18:00~21:00の時間帯でブッフェつき(おかわりし放題)で、相場は8ユーロ。
お店の前に”Happy our 8euro”などの看板が立っています。
通常のドリンク料金よりちょっと高いお値段に設定されています。
大抵は店の看板が立っていて、ハッピーアワー8ユーロとか書いてあります。
ハッピーアワーにもシーズンがあって、それはやっぱり夏です。
冬はあまり盛んではありません。中には夏限定で特別に開くところもあります。
*******************************
ポルディペッツオーリ美術館で一日アペやるから行こう!
と友人を誘って行ったのは良かったんだけれども、日にちを一日間違えていたやっぱりどんくさい私・・・。
行ったら、美術館閉まってる、誰も居ない・・・・。
がっかり・・・
でも、せっかく出てきたんだから、アペはしようね、どこでしようか???とうろうろ。
Corso Garibaldiをてくてく歩いてみました。
まあ、色んなお店があります。新しいお店もたくさん。
結局色んなお店のブッフェを外から覗きながら、どうしようかねえ・・・・ととうとうモスコーヴァの駅近辺まで。
ミラノの高級和食店大阪の斜め向かいにある老舗モスカテッリがひとだかり。
やっぱり流行ってるところはいいよねって言って、ブッフェを覗くと美味しそうだったので、
よおし、久しぶりに入ってみよう!と。
久しぶりって言うと2,3年ぶりって言う響きに聞こえるが、私の場合はほとんど20年ぶり。
この店が別物だった時代でした。
ボッテギエラ(ボトル屋??)・モスカテッリの創業はなんと1859年と言う老舗のエノテーカ。
私が行ってたころは、この隣あたりで、ちっちゃな場所で、
ちょっとよぼよぼだけど、職人風のおじいちゃんがカウンターでスプマンテついでくれた。
このおじいちゃん亡くなっちゃったら、ここ、無くなっちゃうのかな?と思ったのを覚えている。
そして、つまみがなんとゆで卵のみと言うのが印象的だった。
今の経営者は隣のパン屋さんのオーナーで、10年ほど前にモスカテッリ家の今の主から買ったらしい。
それでも、”古きよき時代のミラノ”を思わせるレトロな内装。
美味しいワインが並んでいる^^
私はもちろん赤ワイン。たとえ食事が魚のときでも赤ワインなのです。
どれどれ、ブッフェは・・・・
ちょっと良く見えないが(なんせ人が群がっているので、なかなか写真が撮れない)、野菜が豊富でよかった。
ハッピー・アワーのブッフェはイモとパスタとパンだけでごまかされてしまうタイプのものもあるので、要注意だ。
そして、もともと経営者はパン屋なので、美味しい隣のパン屋から、ピッツアやフォカッチアが時折到着するが、
イタリア人が一挙に群がって無くなる・・・・。そうですね、皆アフターファイブ、お腹すいてるよね。
イタリア人も、軽く済ませるときはこういうところで、夕食も済ましてしまうようになったんだろうなあ。
私はもちろん、アペするときは、アペだけで、その後夕食をわざわざ食べたりすることはありません。
この日も小さいプラスティックのお皿に山盛り二杯食べてビール一杯にワイン一杯飲んで家路につきました。
ちなみにアペリティーヴォの場合、二杯目のお値段は?と言うとお店によるみたいです。
二杯目から安いところと、二杯目もきっちり同じ値段のところ。
ここは二杯目は半額にしてくれました♪
もうずいぶん暖かいので、次回はナヴィリオ地区(運河地域)のアペ、行こうかしら?
夕食前にお酒を食前酒を飲みながらつまみを食べる”アペリティーヴォ”の習慣があります。
ここ近年、ハッピー・アワーと題して、各Barがブッフェのおつまみを用意するのが定番となりました。
一言で言ってしまえば、ブッフェつきハッピー・アワーやってないとお客を呼べなくなってきています。
アペと言うよりは、ほとんど、お腹一杯食べて晩飯済ませられるくらいにヴァラエティに富んでいたり。
システムは通常、18:00~21:00の時間帯でブッフェつき(おかわりし放題)で、相場は8ユーロ。
お店の前に”Happy our 8euro”などの看板が立っています。
通常のドリンク料金よりちょっと高いお値段に設定されています。
大抵は店の看板が立っていて、ハッピーアワー8ユーロとか書いてあります。
ハッピーアワーにもシーズンがあって、それはやっぱり夏です。
冬はあまり盛んではありません。中には夏限定で特別に開くところもあります。
*******************************
ポルディペッツオーリ美術館で一日アペやるから行こう!
と友人を誘って行ったのは良かったんだけれども、日にちを一日間違えていたやっぱりどんくさい私・・・。
行ったら、美術館閉まってる、誰も居ない・・・・。
がっかり・・・
でも、せっかく出てきたんだから、アペはしようね、どこでしようか???とうろうろ。
Corso Garibaldiをてくてく歩いてみました。
まあ、色んなお店があります。新しいお店もたくさん。
結局色んなお店のブッフェを外から覗きながら、どうしようかねえ・・・・ととうとうモスコーヴァの駅近辺まで。
ミラノの高級和食店大阪の斜め向かいにある老舗モスカテッリがひとだかり。
やっぱり流行ってるところはいいよねって言って、ブッフェを覗くと美味しそうだったので、
よおし、久しぶりに入ってみよう!と。
久しぶりって言うと2,3年ぶりって言う響きに聞こえるが、私の場合はほとんど20年ぶり。
この店が別物だった時代でした。
ボッテギエラ(ボトル屋??)・モスカテッリの創業はなんと1859年と言う老舗のエノテーカ。
私が行ってたころは、この隣あたりで、ちっちゃな場所で、
ちょっとよぼよぼだけど、職人風のおじいちゃんがカウンターでスプマンテついでくれた。
このおじいちゃん亡くなっちゃったら、ここ、無くなっちゃうのかな?と思ったのを覚えている。
そして、つまみがなんとゆで卵のみと言うのが印象的だった。
今の経営者は隣のパン屋さんのオーナーで、10年ほど前にモスカテッリ家の今の主から買ったらしい。
それでも、”古きよき時代のミラノ”を思わせるレトロな内装。
美味しいワインが並んでいる^^
私はもちろん赤ワイン。たとえ食事が魚のときでも赤ワインなのです。
どれどれ、ブッフェは・・・・
ちょっと良く見えないが(なんせ人が群がっているので、なかなか写真が撮れない)、野菜が豊富でよかった。
ハッピー・アワーのブッフェはイモとパスタとパンだけでごまかされてしまうタイプのものもあるので、要注意だ。
そして、もともと経営者はパン屋なので、美味しい隣のパン屋から、ピッツアやフォカッチアが時折到着するが、
イタリア人が一挙に群がって無くなる・・・・。そうですね、皆アフターファイブ、お腹すいてるよね。
イタリア人も、軽く済ませるときはこういうところで、夕食も済ましてしまうようになったんだろうなあ。
私はもちろん、アペするときは、アペだけで、その後夕食をわざわざ食べたりすることはありません。
この日も小さいプラスティックのお皿に山盛り二杯食べてビール一杯にワイン一杯飲んで家路につきました。
ちなみにアペリティーヴォの場合、二杯目のお値段は?と言うとお店によるみたいです。
二杯目から安いところと、二杯目もきっちり同じ値段のところ。
ここは二杯目は半額にしてくれました♪
もうずいぶん暖かいので、次回はナヴィリオ地区(運河地域)のアペ、行こうかしら?
2014年4月23日水曜日
プロジェクト・ポルタ・ヌォヴァ
プロジェクト・ポルタ・ヌォヴァは、複合施設の建設計画で、ガリバルディ駅から共和国広場駅、
ヌォヴァ門かロンバルディアビルまでの34万平方メートル範囲に建設中の建物郡。
総計20億ユーロをかけての大プロジェクトは、2013年いっぱいで完成の予定だったけれども、
まだもうちょっとかかりそうですね。しかし、昨日行ってみるとそこはなかなか美しい空間でした。
ウニクレディトタワー。尖塔入れると231メートル。イタリア一高い建築物。
でも尖塔ですからね。取っちゃうと146メートルなので、これ、イタリア一って言っていいのかしら?
アルゼンチン人の建築家、セザール・ペッリの設計。
なんと地下にエッセルンガの大きなスーパーがオープン。
エスカレーターを上って、二階の広場に出てみると(ガエ・アウレンティ広場)、
噴水の奥の方はご老人たちが集うおしゃべり空間?
この広場からは四方どころかいろんなところへ歩道と繋がっています。
”直立の森”(ボスコ・ヴェルティカーレ)と名づけられたマンションの方に繋がっています。
友人は、この木は倒れないんだろうか?と心配し、私はとにかく蚊がすごいんじゃないかと・・・。
見た目は素敵ですけれども。
まだ工事中だけれども、ソラリアタワー(143メートル)にも繋がります。ここも高級マンション。
現時点ではイタリアで一番高いマンションビル。
そして、こんな風にお洒落な通り、コルソ・コモに繋がっております。
ファッションファクトリーなるBar。今は22時には閉店みたいですが、イべントとかやるんですかね。
もうすでにリプレイやフェルトリネッリと言ったお店もありましたが、これから本格的モールになるんでしょうか?
なんだかつくづく日々変わりつつあるミラノだなあと実感しました。
やはりこれもミラノ万博前に街をモダン化作戦と言うことなのでしょうか。
なんでもいいけど、こういう新しい素敵な場所を是非いつまでも美しく清潔に保っていただきたい。
それから治安の面でも是非、コントロールしていただきたいものです。
ヌォヴァ門かロンバルディアビルまでの34万平方メートル範囲に建設中の建物郡。
総計20億ユーロをかけての大プロジェクトは、2013年いっぱいで完成の予定だったけれども、
まだもうちょっとかかりそうですね。しかし、昨日行ってみるとそこはなかなか美しい空間でした。
ウニクレディトタワー。尖塔入れると231メートル。イタリア一高い建築物。
でも尖塔ですからね。取っちゃうと146メートルなので、これ、イタリア一って言っていいのかしら?
アルゼンチン人の建築家、セザール・ペッリの設計。
なんと地下にエッセルンガの大きなスーパーがオープン。
エスカレーターを上って、二階の広場に出てみると(ガエ・アウレンティ広場)、
噴水の奥の方はご老人たちが集うおしゃべり空間?
この広場からは四方どころかいろんなところへ歩道と繋がっています。
”直立の森”(ボスコ・ヴェルティカーレ)と名づけられたマンションの方に繋がっています。
友人は、この木は倒れないんだろうか?と心配し、私はとにかく蚊がすごいんじゃないかと・・・。
見た目は素敵ですけれども。
まだ工事中だけれども、ソラリアタワー(143メートル)にも繋がります。ここも高級マンション。
現時点ではイタリアで一番高いマンションビル。
そして、こんな風にお洒落な通り、コルソ・コモに繋がっております。
ファッションファクトリーなるBar。今は22時には閉店みたいですが、イべントとかやるんですかね。
もうすでにリプレイやフェルトリネッリと言ったお店もありましたが、これから本格的モールになるんでしょうか?
なんだかつくづく日々変わりつつあるミラノだなあと実感しました。
やはりこれもミラノ万博前に街をモダン化作戦と言うことなのでしょうか。
なんでもいいけど、こういう新しい素敵な場所を是非いつまでも美しく清潔に保っていただきたい。
それから治安の面でも是非、コントロールしていただきたいものです。
EATALY行って来ました
EATALY その名の通り、英語のEATとITALYを掛け合わせ命名。
ミラノには5ジョルナーテ広場にあるのは聞いていたのだけれども、場所的に私の行動範囲外なので、
なんとなく行けずにいて忘れかけていたのだが、先月、バスで通りかかったとき、
老舗ズメラルド劇場だったところがいきなりEATALY SMERALDOになっていたのを目撃。
一度寄ってみようと思っていたので、友人を誘ってアペに・・・。
中に入ると、新しもの好きのミラネーゼたちで結構賑わっていた。
一階はキッチン用品から野菜、お菓子など。
それから、ジェラテリア、ケーキ屋さん、パン屋さん、ピッツアやパスタが食べられるところも。
三階まであって、二階はお肉屋さん、お魚やさん、そしてレストラン。
三階はワインバーとお魚料理、お肉料理のレストラン。そしてワインがずらりと。
各階にいろんな食料品が売っている。オリーヴオイルの種類の多さにはびっくり。
夏休みに日本に帰る時にはお世話になりそう。
私の大好きなトリュフクリームとか玉ねぎジャム(チーズ用)があった!!!
PECKの商売敵になりそうか・・・???
モッツアレッラ作りのオープンキッチンでおじさんがモッツアレッラ捏ねてた。
三階には、クッキング講習などのイベントスペースがあったり、
二階には舞台があって、ライブもやるようだ。
美味しいワインを飲みながらアペでも・・・と思ったけれども、
狭苦しいスペースだったし、つまみがモルタデッラがフォカッチアにのっかってたりと
あまり食欲をそそられなかったので、二階のレストランでフリットミストとバルべーラにした。
フリットは軽い感じ。ワインは若いけど、飲みやすく美味しかった。
また今度ランチかなんかでも行ってみようかなあ。
でも、昼からワインなんか飲むと眠くなってしまうなあ。
ミラノには5ジョルナーテ広場にあるのは聞いていたのだけれども、場所的に私の行動範囲外なので、
なんとなく行けずにいて忘れかけていたのだが、先月、バスで通りかかったとき、
老舗ズメラルド劇場だったところがいきなりEATALY SMERALDOになっていたのを目撃。
一度寄ってみようと思っていたので、友人を誘ってアペに・・・。
中に入ると、新しもの好きのミラネーゼたちで結構賑わっていた。
一階はキッチン用品から野菜、お菓子など。
それから、ジェラテリア、ケーキ屋さん、パン屋さん、ピッツアやパスタが食べられるところも。
三階まであって、二階はお肉屋さん、お魚やさん、そしてレストラン。
三階はワインバーとお魚料理、お肉料理のレストラン。そしてワインがずらりと。
各階にいろんな食料品が売っている。オリーヴオイルの種類の多さにはびっくり。
夏休みに日本に帰る時にはお世話になりそう。
私の大好きなトリュフクリームとか玉ねぎジャム(チーズ用)があった!!!
PECKの商売敵になりそうか・・・???
モッツアレッラ作りのオープンキッチンでおじさんがモッツアレッラ捏ねてた。
三階には、クッキング講習などのイベントスペースがあったり、
二階には舞台があって、ライブもやるようだ。
美味しいワインを飲みながらアペでも・・・と思ったけれども、
狭苦しいスペースだったし、つまみがモルタデッラがフォカッチアにのっかってたりと
あまり食欲をそそられなかったので、二階のレストランでフリットミストとバルべーラにした。
フリットは軽い感じ。ワインは若いけど、飲みやすく美味しかった。
また今度ランチかなんかでも行ってみようかなあ。
でも、昼からワインなんか飲むと眠くなってしまうなあ。
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