2014年8月31日日曜日

夏のヴァカンスも終わって・・・

昨日、8月30日土曜日、ひと月ちょっとの夏のヴァカンス(日本♪)を終えて、

ミラノリナーテ空港に到着すると結構な人、人、人。

マルペンサ空港ほどじゃないけれども、日焼けした肌が自慢げなイタリア人たちでいっぱい。

なんでも便利な日本からこの不便なイタリアに戻ってくると、空港ですでにそれを実感。

私は毎年、大きなスーツケース二個と機内持ち込みサイズ一個を持ってくる。

もちろん、JALかANAで手ぶらサービスをお願いする。これだと自宅からリナーテ空港まで運んでくれるので便利。

しかし、三つのカートが無いと一人では運べない。

カートはイタリアでは有料。とは言っても、リナーテ空港の場合はとりあえずコインを入れて、後で戻ってくる。

ちなみにマルペンサ空港だと2ユーロもして、戻ってこなかったのが、今は無料になったらしい・・・

(この国はシステムがなんでもめまぐるしく変わる国なので、要注意。常にチェックが必要)

財布を見てみると・・・・ありゃ~、カートに入れられるコインが無い。

コインは、50セント、1ユーロだったかな?

日本だとちゃんと両替機があるのに・・・・・。

スーツケースもピックアップして、さて、どうやって運ぼうか悩んでいたところ、

両替機が目に入る。やった!ラッキー!と思って10ユーロ札を差し込むが入らない。

よく見たら、故障中と書いてある・・・・・・。ああ、やっぱり・・・・

「あ~~、これこそがイタリアだああああ・・・・」

とりあえず、もう一度、差し込めるコインを確認したところ、ちょうどカートをピックアップしてる女の子が居たので、

「あのお、50セントコインって持っていない?持ってたら、両替して欲しいんだけど・・・」

私の財布には10セントコイン一個、20セントコイン二個あったのだ。

快く自分の財布出して確認してくれた。

「あったわよ~」

「うわあ、すごい助かる!本当にありがとう!」

てなわけで無事タクシーまで巨大なスーツケースを運ぶことに成功。

リナーテ空港は荷物が出てくるのも早いし、家までタクシーで25~30ユーロで行けるので、とても楽。

家に着いたら、ひと月もの間、留守番してくれていた猫ちゃんが、悲鳴のような泣き声で迎えてくれました。

毎夏日本でひと月以上過ごすと、どんどんイタリアに帰りたくなくなってしまうのだが、

いざミラノに戻ると、やっぱり自分の家だなあ・・・とそれなりに満足。

8月のミラノは砂漠化するので、物悲しくなってしまうので、もともと私は8月は嫌いなのだが、

9月になると人々が帰ってきて、すっかりいつもの活気のあるミラノに戻る。

さて、明日はやっぱりピッツアでも食べに行こうかしら??

それからここひと月、ミラノの最新事情を勉強しなくては・・・